2025年3月10日 14:57 藤井寺市道明寺一丁目 道明寺天満宮
道明寺天満宮の梅がようやく満開になりました。これは道明寺天満宮HPの開花情報において、21年間で3番目に遅い記録です。
本殿北側の梅園ではみごとに白梅・紅梅が咲き、甘い香りが漂います。
ここ21年で一番早かった満開は平成21年(2009)の2月15日。それに比べて3週間近くの遅れての満開です。
今年は2月の2度にわたる大寒波で梅の開花が非常に遅れて、2月25日の「梅花祭」に花盛りとはいきませんでした。
2月26日あたりから急に暖かくなって、一気に花ほころびました。
天満宮ならではの本殿を背景にした梅園の梅。
約80種800本の梅がきちんと剪定され管理されています。
本日も暖かく、多くの参拝者でにぎわいます。最高気温は16.1度。
梅園は紅梅の比率が高いように思います。
暖かく風もないので、多くのメジロがやって来ました。
周りが林になっていますので、多くの野鳥を見かけます。
今年は3月18日まで「梅まつり」を延長するそうです。期間中いろいろな奉納行事が行われます。
満開と言えど「遅梅」はまだつぼみも多く残っており、今しばらくは楽しめると思います。
青空に映える白梅。
梅園内にある句碑。
「早梅の 片はなびらを 立つるあり 泗水」の碑、開き初めた梅の瞬間を捉えた句であるそうです。
梅園内にある稲荷社。
臥牛と紅梅。
毎年、あわせて行なわれている盆梅展。
今年で37回目を迎える盆梅展は、藤井寺市梅の会が中心となって、盆梅を本殿横で展示されています。
紅梅・白梅の盆梅。
いつもは2月末で終わりですが、今年は開花が遅れているため現在も開催されていました。
3月25日には「菜種御供大祭」斎行されます。河内の春を告げる神事で、稚児行列が行われ、菜の花をお供えします。
道明寺天満宮 菜種供養の広告
大阪毎日新聞 明治43年3月23日より
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2025年3月12日 (HN:アブラコウモリH )