２０２５年５月２５日 １３：２７ 富田林市彼方（おちかた）滝谷 日本三大不動 滝谷不動明王寺
柴燈大護摩供が修験者の皆さんによって執り行われました。天に届くその紅蓮（ぐれん）の炎に祈念されました。
１３：４５ 各願成就を願い、大峯山信徒会所属の修験者の手によって護摩木が護摩壇に投じられます。
１３：２６ 柴燈大護摩供は修験道最高の大法儀で、不動明王を御本尊として天下泰平、国家安穏や萬民富楽等を祈念し、さらにあわせて家内安全、身体健全、息災延命等のお願い事を祈念します。
１１：５９ 本堂で「大般若経転読付大護摩供法要」が行われており、修験者は列をなし本堂前に参集。
１２：０２ 本堂から本堂横の法楽殿前の柴燈大護摩供の結界に移動します。修験者入場、 「ブオー、ブオー、プオー」と法螺貝の音が響き渡ります。
１２：０４ 法楽殿前の祭壇で読経。法楽殿は不動明王、役行者などををまつります。
１２：１２ 結界内に修業者が参集しました。
１２：３３ 遅れて柴灯護摩道場に到着した修験者。
１２：３４ 先着した修験者に本当の修験者か怪しまれます。
「最近にせ山伏が横行しているので、真の山伏かどうか問答によって修験の心得をお聞きしたい。」と、結界の中にいる修験者が遅れてきた修験者に伝える。
１２：３５ 「行者問答」 本物の修験者か見極める問答です。結界内の修験者から修験道の根本について、矢継ぎ早にさまざまのむつかしい質問が浴びせられます。それをいちいち明快に、流れるようにすらすら答える修験者。
１２：３６ 「大峯山信徒会所属の山伏とあるからには、修験の儀、御心得の筈。当道場の定めとして一通りお尋ね申さん。」
「そもそも山伏の二字、その儀は如何に。修験の儀は如何に。」「 修験道の開祖は如何に。」「修験道の本尊は。」「頭に戴く頭巾のいわれは如何に。」「して、身につけたる鈴掛けの儀は如何に。」「肩にかけたる結袈裟は如何に。」「腰につけたる其の綱は。」「然からば問わん。汝仏者にして獣の皮を身につけたるいわれは如何に。」・・・
「先程よりのお答え、まことの山伏たること疑いなし。然からば、しからば、お通りめされ、案内申す。」
１２：４２ 「問答」のなかで、真（まこと）の行者とされ、入場を許されます。
１２：４２ 先着の修験者に加わり、結界に入ります。
「行者問答」は柴燈大護摩道場の楽しみのひとつです。結界門の前に陣取るとよく聴こえます。
１２：４７ 「法斧の儀」 行者が振り下ろす斧によって東方、南方、西方、北方、中央の穢れを祓い、護摩供養の間、御本尊に結界内を守ってもらいます。
１２：５３ 「法弓の儀」行者が天上に放つ弓矢によって東方、南方、西方、北方、中央の穢れを祓い、護摩供養の間、御本尊に結界内を守ってもらいます。
矢は実際に放たれ、その矢は頂戴してよいので、「魔除け・開運の矢」として参拝者が欲しがります。
１２：５９ 「法剣の儀」行者が振り下ろす剣によって東方、南方、西方、北方、中央の穢れを祓い、護摩供養の間、御本尊に結界内を守ってもらいます。
１３：０１ 点火前の導師による「願文読み上げ」。
１３：０２ 天下泰平、国家安穏、五穀豊穣、信徒安全など各願成就を祈念されます。
１３：０７ 本堂で「大般若経転読付大護摩供法要」を終えた多くの僧侶が道場に入場されています。
１３：０９ 護摩壇に点火。程なく、白い煙は立ち上ります。
１３：１０ 一気に向こうが見えないほどの白い煙。
１３：１３ あっという間に白い煙が真っ赤な炎に変わります。
１３：３８ 炎が天に昇ります。ここからは後編をご覧ください。
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