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2018.4.27.13:25 石川 金剛大橋上流部450m地点 富田林市西板持二丁目1
石川のからし菜 川原全体が黄色のじゅうたんに。
正面に二上山
あたりにからし菜の香りが漂います。
(行った4月27日にはかなり花が咲き終わっていたので、この写真は4月13日にあらかじめ撮影したものを使用しました。)
14:13 富田林市西板持 石川河川敷 川西グラウンド
まっすぐ石川のサイクリング道を上流に行くと、こいのぼり
400匹のこいのぼり もう34年も泳いでいます。1本の竿に10匹、約40本の竿で400匹!
4月8日(日)よりNPO法人夢の会さん主催で恒例の鯉のぼりが上がりました。今年は5月15日まで泳いでいます。
なにがなんだか、どれがどれだかわからん状態の石川の風物詩。
お手製のこいのぼりも
始めて来られた方は、ビックリします。
風のない日は、しょぼくれています。
いまはもうあちこちの川でこいのぼりを揚げていますが、毎年竹林から竹を切って、 それにこいのぼりを揚げています。
災害時を想定してのドローンの操作実験
【彼方のミステリサークル】 富田林市彼方
サークルは長年の川の氾濫でできた自然の区割りが空中写真で直径500mの円形に見える田んぼです。(冒頭の資料を参照)
サークル内に残る3つの塚のひとつ 積まれた洪水の跡。氾濫した時の石ころや土砂が積み上げられています。
「2」の字状のレンゲ
【彼方丸山古墳】 石川右岸の河岸段丘にある5世紀前半の円墳
世界遺産の登録を目指している古市古墳群と同じ石川の上流部にあり石川谷では最も上流部にある中期古墳でです。
【下佐備のレンゲ】一面のレンゲ畑
ゴールデンウィークには、田んぼの肥料として鋤き込まれます。
ミツバチもやって来ていました。
昔、女の子が髪飾りや首飾りを編んでいました。このレンゲ佐備川流域に特に多く、下手の下佐備、中佐備、そしてその上流の上佐備、龍泉、そして甘南備(かんなび)までここ〈東條地区〉、あちこちで栽培されています。この時期、赤紫のじゅうたんがとてもきれいです。
【パノラマ撮影】
このレンゲのほか天然の有機肥料だけを使用し、農薬も最小限にこだわった「東條ほんわか米 ひのちゃん」(ひのひかり)はここ東條地区で作られています。
帰り道 農道をのんびり歩きました。カラスノエンドウやタンポポの草笛を吹きながら...昔に帰ったようでした。
【大念寺 六字名号板碑】 西板持にある融通念仏宗のお寺です。
盃状穴もありました。10個ほど浅くランダムに掘られています。
梵鐘には4つの穴 戦時中の金属の供出で一旦現地で金属含有調査のために穴を開けられ、終戦後里帰りした梵鐘
富田林では、浄谷寺(富田林町)、専光寺(若松町)などの梵鐘が同じ運命をだどっています。
【板茂神社】同じ西板持の村社です。
明治40年南河内郡郡千早赤阪村建水分神社(たけみくまりじんじゃに合祀され、久しく廃社となっていたものを、昭和25年5月に再び還し祀ったもの。
秋祭りに地元、西板持のだんじりが宮入りします。
ここにも盃状穴がありました。江戸中後期のの安産祈願他、授かる願い事の民衆信仰です。
これは中に石灯籠が入っており、「太神宮」と彫られた伊勢灯籠です。
文政十二年(1829)の銘が見えます。
境内の東北の隅にある「賽の神」の祠。祠の中にもぎっしり丸石が!
融通念仏宗のお寺の多い旧錦部郡のあちこちでみられます。これは鬼門除けに造られたものとおもわれます。
村の入口でもみられ、厄除けとして災いを侵入させない魔よけとしておかれたようです。
厄は直進するという言い伝えから、丸石はどこから厄が来ても違う方向に跳ね返すという意味だとおもわれます。
石川・佐備川などの川原石(流れてくる和泉砂岩が多い)です。
写真撮影:2018年4月27日
2018年5月2日 ( HN:アブラコウモリH )