2022年9月20日 11:37 富田林市錦織東一丁目 深溝井路沿いの彼岸花
ことしもいつの間にか、アッという間に咲き始めました。
錦織東の深溝井堰取水口近くの深溝井路周りです。
きょうから彼岸の入り。お坊さんが忙しくなります。途中で檀那寺のご住職にお遭いしました。お彼岸は一週間だから、檀家を250軒もっていたら1日35軒以上回らなくてはならないのでしょうか?
そんなことを考えながら、お彼岸に思い出したように必ず咲く彼岸花は律儀ですね。
それに、真っ赤でこうべを垂れた稲穂の緑と補色に近い関係にあり目立ちます。これはわざと目立つようにこういう色に淘汰されたのでしょうか?
井路を守る彼岸花。どう守っているのでしょうか?
井路の崩れやすい方(低い方側)に帯状に彼岸花を農家の方が意図的に植えます。
こうすると彼岸花は猛毒のアルカロイドがあるので、ミミズが近寄りません。ミミズがいなければ大好物のモグラが穴を掘らないので、堤防が崩れることはありません。昔の話ですけど...いまはコンクリートの護岸なので、問題ありません。
なんか「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなお話ですけど、実際そうなっているから不思議ですね。
きっと昔の人の知恵ですね。現代人は知識は豊富ですけど、知恵は足りない?自分も含めて。
ほんとうのところ効果はあるのでしょうか、くどいようですけど...
田んぼの畦、お墓の周り、お家の周り、大事な所に生えている。というより、大事なんでそこに植えた。彼岸花は三倍体の植物なので球根でしか増えません。人間がそこに意図的に植えないと増えないんです。
というわけで、私のお家にも彼岸花が咲き始めました。もちろん私が田んぼの畦の球根を取って来て植えたんです。大事な所は彼岸花。遠くに葛城山が霞みます。
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写真撮影:2022年9月20日
2022年9月21日( HN:アブラコウモリH )