2016.4.5.7:38 富田林市錦織 府営 錦織公園 桜木の里
公園の近くのため池で
小木ながら、もうウメノキゴケと思われる地衣類が生えて風格のある桜。湿気も多いんでしょうか?
2016.4.5.7:39 ほぼ満開のさくら
すこし白っぽいオオシマサクラ
もともと野生種のさくらで、原産は伊豆諸島 大島付近なのでこの名があるそうです。
交配種に有名なソメイヨシノがあり、オオシマザクラとヤマザクラの交雑種を片親とし、もう片親がエドヒガンである可能性が高いことが2014年の遺伝子解析により明らかになったと言います。
これはしだれ桜の一種。小さめの可憐な花がきれいです。逆光を利用して透けるように撮影してみました。
これもしだれ桜の一種。花に縮みがあります。
遠くに展望台が見えます。
染井吉野(ソメイヨシノ)は、江戸末期に江戸染井村の植木屋が、桜の名所の「吉野」の名を付けて売り出したと伝えられていることは有名な話ですが、実際の吉野山の桜はそれより以前に植えられたヤマザクラがほとんどで、ソメイヨシノが山にたくさん生えているということはないようです。
ソメイヨシノが中心の桜木の里
吉野の桜の由来は、修験道の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)が、修行によって日本独自の仏である金剛蔵王権現を祈りだした時、その姿をヤマザクラの木で刻みお祀りしたことに始まると云われています。
以来、吉野山においては、花見のためにではなく、蔵王権現や役行者に対する信仰の証として、信者たちによって献木として植え続けられ、吉野山の桜ができたと云われています。
つまり、吉野山は自然の植生ではなく、人が長い年月をかけて作った山なのですが、実際行ってみるとそうは思えないですよね...
それにしても、落ち着いた風情のある空間です。
東からの「くぬぎ坂の径」からの入口に至る、外環道路(国道170号)の下をくぐるトンネル(歩行者専用)です。
大阪大谷大学の学生さんにより描かれています。
桜も描かれています。
前見た時より、壁画が大きくなっていました。
桜の小道
「 しゃくなげの谷」のすみれ
苔類
苔類
力こぶのある木
「弁慶の力瘤」とでも言いますでしょうか...
「シャクナゲの谷」の花が咲き始めました。
シャクナゲは「石楠花」と書きます。むつかしいですね。
ツツジのなかまで、よく見るとツツジに似た花が枝の先に、固まってたくさん咲いているのがわかります。
とても見ごたえのある花です。
シャクナゲやツツジはこれからどんどん咲くことでしょう。
関連記事:錦織公園の桜 2014.4.11.(撮影:2014.4.4.)
撮影日:2016.4月5日
情報は、現時点での情報ではありません。4月5日現在の状況ですので、あしからずご覧ください。
記事:2016.4月11日 ( HN:アブラコウモリH )