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Channel: 富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」
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畑ケ田遺跡の現地見学会

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石製の帯飾り具  奈良時代の可能性が高い 

石製帯飾り具 (表側)

 

石製帯飾り具 (裏側)

「丸鞆(まるとも)」と呼ばれるタイプのもの、大きさは、縦約2.3㎝、横約3.8㎝、暑さ約6mm。石材は淡い緑色で、表面と側面は丁寧に磨かれ、裏面には帯に取付けるための穴が二箇所にあけられております。飾り具を伴う帯「カタイ」と呼ばれ、8世紀初め頃に中国の唐の制度を取り入れ、官人などが着用していました。

 

出土遺物

馬の歯の出土から、馬がいたことなどの新たな知見

発掘現場

 当時の生活面の上に堆積した土層から、多量の土師器(はじき)、須恵器(すえき)まとまった量の瓦が出土。(耕土層の下層土(黒ボク土)、現地表面から深さ約1m、)

 畑ケ田遺跡のマップ

 

 

過去の発掘調査の現地説明会 平成23年8月27日 

 奈良時代の出土遺物、銅銭が5枚入った甕(かめ)と土師器

 

過去の発掘調査の現地説明会 平成25年12月14日

 陶硯(とうけん、陶質の硯(すずり)のこと)、残存する長さは約8㎝、高さは3.5㎝、上からみた形が円形をした円面硯(えんめんけん)と呼ばれる。直径を復元すると約15.8㎝。

 

kusu  2017.05.22

 


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