山あいを走る南海電車
駅近くの1059mの複線トンネル
それまで単線で平均速度30km/hであったものが、長編成車両で高速化し、電車の本数も増えました。昭和59年(1984)3月全面複線化と比較的新しい。
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。有効長は8両。一日の乗降客は234人(2018)。
ホームの柵は青。これは、駅の感じが次の駅とよく似ていて、たぶん誤降車防止のため、塗り分けられているのだと思います。ちなみに次の駅はピンク。
駅を過ぎると下り側はまた長いトンネルが、1253mですぐに次の駅へ。
トンネル脇には旧線(単線)につながる道路が、廃線跡の「テクルート」は遊歩道&サイクリングロードに。
山あいの村は寒暖差が大きく、名物の南天が鮮やかです。
でもこんなにあると、ちょっとビックリ...
旧線近くの山あいの道端で見つけたお地蔵さんと宝篋印塔。
内一基は法界塔。大きい方が西国三十三度供養塔です。
暖冬でビッグな大根。
高野街道に程近い、山あいのあるこの駅どこでしょう?
〈解答は画面をクリックしてください〉
関連記事:ここどこでしょう?駅から見える風景(61)
撮影日:2020年2月17日
事前に写真を撮って、館内学習で作りました。
コロナ禍で館内学習が中断しておりましたので、記事が季節外れになってしまいました。
2020年7月28日 ( 2020年度富田林百景 林 保夫 )