観光特急 青の交響曲(シンフォニー)が通過する駅。ここには停まりません。ホームは相対式2面2線。1日の乗降客は3116人(2018)。
ホームからはあべのハルカスが見えます。
駅のホームの柱は下側ががグレーに塗られています。
これは同じ感じの駅が続くので、降車の乗客が間違えないようにするためかと思います。ちなみに下りの次の駅の柱はオレンジ、その次は薄いグリーン、そしてその次はブルーです。
何と高い高架駅でしょう。ホームは4階。下を他社の路線が高架で跨ぎます。
駅の入口。高架はこんなに高い。
さて、この駅どこでしょう?
〈解答は画面をクリックしてください〉
こんなに高くJR阪和線を跨ぎます。
元々は、この阪和線の下を平面で走っていましたが、昭和62年(1987)路線を高架化した時に阪和線の上を跨ぎました。
これは、近鉄の前身 大阪鉄道が大正12年(1923)に敷設され、片やJR阪和線の前身 阪和電気鉄道が昭和6年(1931)に敷設されたからによるもので、近鉄が先に敷設されたので地面を走っていたわけです。
そして後発のJRは高架で跨ぎましたが、近鉄側がスピードアップを図るために高架化したためさらに上を跨ぐ現在の交差になっています。
1日2往復の青の交響曲(シンフォニー)、いいですね!
交差の所が一番高いので、駅を中心に上り下りとも、上り坂下り坂です。
高架をJRの電車が通過します。車が駐車しているところが近鉄の旧線路。
この駅の近くには学校が多く、文の里中学や...
天王寺高校(写真)、工芸高校、明浄学院高校などがあります。
河堀口(こぼれぐち)駅の名前の由来は和気清麻呂が延暦7年(788)に上町台地開削工事(失敗)を行った時に、堀り始めた河堀(こぼり)からきていると言われています。
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撮影日:2020年3月24日
事前に写真を撮って、館内学習で作りました。
2020年7月28日 ( 2020年度富田林百景 林 保夫 )